営業代行は、新規商談の獲得までを外注できるため、営業ノウハウが枯渇している企業ほど便利なサービス。
実際、私も会社員自体に大手の営業代行会社はほぼすべて使いました。しかし、業界の大手営業会社であっても、満足いくケースがほとんどなかったのが現実です。
そこで今回は「営業代行はやめとけと言われる理由」を実際に大手営業会社を活用した経験より徹底解説します。
本記事では、営業代行の活用に向いている/向いていない企業の特徴まで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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【体験談】営業代行はやめとけと言われる理由
大手営業代行のサービスを活用した体験談を元にしつつ、営業代行はやめとけと言われる理由を解説していきますね。
順番に見ていきましょう。
やめとけと言われる理由①:固定費がかなり割高
営業代行を利用する際の大きなデメリットは、固定費がかなり割高になること。
例えば、某大手営業代行の会社だと、成果担保なしで月額の固定費が70万円でした。実際に供給されるアポ数は月に10件~20件の範囲といった感じ。営業手法はテレアポメインのようでした。
初期費用もかかっているので、正直かなり割高な印象です。初期費用を抜いても、1件当たりの商談単価が35,000円~70,000円ですからね。ちなみにアポの質も良くなかったです。
なので、様子見をしつつ営業代行を使いたい場合は、成果報酬型の営業代行サービスがおすすめです。弊社運営の営業代行屋も成果報酬型の営業代行サービスとなります。
やめとけと言われる理由②:情報漏洩のリスクがある
営業代行を活用する際には、情報漏洩のリスクがあることもやめとけと言われる理由の1つ。
というのも、営業代行サービスの利用をする際は、自社商品の情報や一部の顧客情報を共有することもあります。そのため統制をしっかりと効かせる必要があるわけです。
営業代行サービスの中には、営業リストをリサイクルしている会社も多いです。様々な会社で営業代行をしてきた情報を積み重ね、リストを何度も活用していることがあるわけです。なので、営業リストをリサイクルしているような営業代行サービスには要注意ですよ。
弊社運営の営業代行屋では、営業リストのリサイクルは行っておりません。ビジネスモデルを理解したうえで、リスト精査要件を定義、企業ごとにゼロからリストを作成しています。
やめとけと言われる理由③:獲得してくるアポの質が低い
営業代行は、獲得してくるアポの質が低い可能性があることもデメリット。
営業代行会社によって、リスト精査要件も営業手法も様々です。ノルマを気にして、強引に商談化するケースも中にはあるので、アポの質が低い可能性も大いにあります。
実際、某大手営業代行を利用した際は、アポの質は低めでした。商談時間は30分~1時間ほどなので、営業代行に委託している費用+人件費が無駄な商談の時間分で発生していることを考えると、かなりコスパは悪いと感じました。
もちろん、どんな営業代行を利用しても、アポの質が悪いことはあります。ただ、ノルマのために強引にアポを獲得してくるような営業代行だと、全体的にアポの質が悪くなってしまいますね。
やめとけと言われる理由④:レピュテーションリスクが高い
営業代行の活用による大きなデメリットの1つは、レピュテーションリスクが高いことです。
特に営業代行はテレアポ営業の形式が多め。しかし、テレアポ営業は関係値がない状態で飛び込みで行うと、迷惑行為になるケースが多々あります。すると、会社の評判を落としてしまう可能性があるんですよね。
しっかりとリスト精査を行ったり、すでに関係値のあるリストにテレアポ営業をするのは効果的です。しかし、無作為にテレアポ営業を行う営業代行会社は絶対に利用を避けた方が良いです。
ちなみに弊社運営の営業代行屋では、テレアポ営業を行いません。まずレピュテーションリスクが低い手法でファーストコンタクトを取り、確度が高い場合にのみテレアポ営業を実施しています。
やめとけと言われる理由⑤:自社に営業ナレッジが残らない
営業代行を利用する際に注意が必要なのは、自社に営業ナレッジが残らないという点。
新規商談は獲得できても、外部の業者に営業活動を委託している状態なので、自社に営業ナレッジは残りません。なので、インサイドセールスを内製化したい場合には、営業代行の利用は適さないでしょう。
ただ、弊社運営の営業代行屋であれば、営業コンサルも実施しています。商談化率0.5%だった事業部をジョインから約3ヵ月で商談化率2-3%まで引き上げた実績もございます。
やめとけと言われる理由⑥:営業活動の内容が不透明である
営業代行は、営業活動の内容が不透明であることも多々あります。
中には、企業秘密と謳い、営業手法やリストを一切開示しない会社もあります。しかし、自社でも営業リストがある場合、二重営業になってしまうリスクもあるんですよね。強引な営業でアポを獲得している会社ほど、営業活動が不透明であることが多いです。
また、報連相のできない営業代行会社の場合、商談のスケジュールが頻繁にダブルブッキングになる恐れもあります。基本的なコミュニケーションが取れるか否かも重要なポイントでしょう。
やめとけと言われる理由⑦:ビジネスモデルを理解してくれない
営業代行を活用していると、ビジネスモデルを理解してくれない会社もあります。
要するに、自社商品の構造を理解してくれないので、リストの質も悪く営業の質も悪くなってしまうということ。実際、営業部隊は社内のバイトや業務委託、もしくはフリーランスへ再委託していることが大半。ビジネス戦闘力の低い人が実際の営業活動をしているケースが多いんですよね。
なので、契約する際の商談担当の人にはビジネスモデルを理解してもらえても、実際の行動部隊に理解してもらえず、営業の質が下がってしまうことが多々あるんです。
ただ、弊社運営の営業代行屋は業務の再委託をしていません。営業のプロ人材が業務を分業せずに、一気通貫で対応するため、アポや営業の品質は業界内でも圧倒的です。
やめとけと言われる理由⑧:専門性が高いニッチな事業は不向き
営業代行は、専門性が高いニッチな事業には不向きであることが多いです。
前述した通りですが、営業活動を実際に行うのはビジネス戦闘力の低い人が多いです。なので、専門性が高い事業やニッチな事業ほど、余計にビジネスモデルは理解してくれません。
加えて、営業リストの精査要件も厳しくなるので、数も担保できず、デタラメなアポが来たりレピュテーションリスクが高くなったりと、デメリットだらけの状態になり兼ねません。
やめとけと言われる理由⑨:フリーランスを使った中抜き業者が多い
繰り返しですが、営業代行会社の多くは、フロントは会社の人間で集客を行い、実際の実行部隊は社内のバイトや業務委託、もしくはフリーランスへ再委託することが多いです。
要するに、中抜き業者に近い状態です。そのためアポの質が悪かったりレピュテーションリスクが高くなったりなどのデメリットが生まれてしまうわけです。
もし営業代行の会社を探すのであれば、その営業代行会社は誰が実際の営業活動をやるのか?は注視した方が良いです。フリーランスとのマッチングポータルであるケースも多いですので。
前述した通りですが、弊社運営の営業代行屋は業務の再委託をしていません。営業のプロ人材が業務を分業せずに、一気通貫で対応しています。
営業代行の活用に向いている企業
次に、営業代行の活用に向いている企業の特徴を解説していきますね。
順番に見ていきましょう。
向いている企業①:社内に営業ナレッジがない企業
営業ナレッジが社内にない企業は、営業代行を活用することで大きなメリットを享受できるでしょう。
ターゲティングからリスト作成、営業活動まですべて外注できるので、自社の別のことにリソースを割くことが可能。一定の費用を支払えば、新規商談が定期的に供給されることになります。
営業体制をゼロから整えようとすると、採用から育成まで行う必要があるので時間もかかりますし、社会保険料などにより人件費もかさみます。なので、営業代行へ委託する方がコスパが良いと言えるでしょう。
向いている企業②:営業に割くリソースがない企業
営業に割くリソースが不足している企業も、営業代行の活用に向いています。
特にスタートアップや中小企業など、会社体制を整えることやプロダクト開発にリソースを割いている段階だと、なかなかインサイドセールスにリソースを割けないケースもあるでしょう。
なので、営業活動を委託してしまうのもあり。前述した通りですが、ゼロから採用したり育成したりするより、早く営業体制を整えることが可能ですよ。
向いている企業③:法人の新規開拓に困っている企業
法人の新規開拓に困っている企業にも、営業代行葉向いていると言えるでしょう。
営業を内製化しようとしているものの、なかなか成果が見込めてないケースです。法人営業はリードタイムが長く、考える変数も多いので、手こずる企業も多いでしょう。
なので、まずは営業代行に委託して、アポを供給してもらいつつも、営業体制を整えていくのが良いです。コンサルティングも合わせて実施してもらえれば、短期的には営業代行でアポを獲得、中長期的には自社でアポを獲得できる体制になりますよ。
ちなみに弊社運営の営業代行屋は成果報酬型の営業代行に加え、営業コンサルティングも実施しているので、お困りの場合はぜひご活用ください。
営業代行の活用に向いていない企業
次に、営業代行の活用に向いていない企業の特徴を解説していきますね。
順番に見ていきましょう。
向いていない企業①:自社の営業力を高めたい企業
自社の営業力を高めたい場合であれば、営業代行の活用はベストの選択ではありません。
もちろん短期的には営業代行の活用もありですが、中長期的には自社の営業力を上げていかないといけませんので。なので、積極的に採用や育成をしていく必要があります。
とはいえ、アポを獲得しないと売上が上がらないケースもあると思うので、短期的に営業代行を活用するのが良いという話です。ベストで言えば、営業代行に委託しつつも、その過程を一緒に共有しつつコンサルティングしてもらえるパターンですね(営業代行屋なら可能です)。
向いていない企業②:高額なコストを割けない企業
高額なコストを割けない場合も、営業代行の活用には向いていないでしょう。
固定費ありの営業代行だと、毎月50万円以上かかることが多いです。実際、営業人材を採用すれば、400万円~ですし、高度なスキルを保持している人材だと1,000万円なども全然ある業界です。
なので、固定費50万円が特別高いわけでもないんですよね。営業の費用を割けない場合は、無理に営業代行を活用する必要はないでしょう。
とはいえ、営業は必須要素ではあると思うので、営業代行を活用する場合は、成果報酬型の営業代行サービスを選ぶと良いでしょう。
向いていない企業③:自社商品がまだ完成していない企業
自社商品がまだ完成していない企業は、営業代行を活用しても効果は見込めません。
当たり前ですが、自社商品が形を成していない状態で営業はできません。予算を組み込むのは問題ありませんが、せめてベータ版程度まで完成させてから営業活動へシフトしましょう。
【SNS調査】営業代行サービスに関する評判口コミ
次に、SNSで営業代行サービスに関する評判口コミを調査しました。
検索すると「営業代行 やめとけ」「営業代行 怪しい」と出てくるので、別観点からの意見を見ていきましょう。
SNSの声①:営業代行会社の実態はひどい
社名は明かせないけど、営業代行会社で綺麗事言って若者を大量採用している会社があるけど、実態はひどいみたい(育成0、無茶なKPI等々)
— ケンタロー@SaaS業界と転職経験ありの元個人事業主(現在はCDNベンダー所属) (@kentarosan_papa) November 8, 2022
やっぱりなと思った
若者の労働力を搾取するのは本当許せないし、自分が20代立ち上げたIS組織はみんなイキイキ働いていた…
色々考えさせられるね、ほんと
社名は明かせないけど、営業代行会社で綺麗事言って若者を大量採用している会社があるけど、実態はひどいみたい(育成0、無茶なKPI等々)やっぱりなと思った。若者の労働力を搾取するのは本当許せないし、自分が20代立ち上げたIS組織はみんなイキイキ働いていた…色々考えさせられるね、ほんと
SNSの声②:営業代行の“営業”の99.9%が的ハズレで頭悪い
営業代行の“営業”の99.9%が的ハズレで頭悪いと思うのは私だけだろうか?
— 城みのり|三度の飯より団子とビジネス調査とパワポ好き|グローバル・カルテット代表 (@minori_jo_gq) June 30, 2023
なぜうち?どんな風にするの?の一文もないor答えられないのはもちろん「社長様いますか」と代表の氏名も調べてないような雑な会社に委託する経営者がどこにいるんだか。
うちの潜在顧客にも同じことするよね?怖すぎるわ。
営業代行の“営業”の99.9%が的ハズレで頭悪いと思うのは私だけだろうか?なぜうち?どんな風にするの?の一文もないor答えられないのはもちろん「社長様いますか」と代表の氏名も調べてないような雑な会社に委託する経営者がどこにいるんだか。うちの潜在顧客にも同じことするよね?怖すぎるわ。
SNSの声③:営業代行の会社は多重派遣業
昔、フリーでやってたときの営業代行の会社で、ひどい目にあったところがあったのを思い出してググったら会社閉じてた。
— ippei Kato 🐄 (@beco_ippei) December 10, 2020
イケイケ多重派遣業、という感じだったけどどうしたんだろ。
昔、フリーでやってたときの営業代行の会社で、ひどい目にあったところがあったのを思い出してググったら会社閉じてた。イケイケ多重派遣業、という感じだったけどどうしたんだろ。
SNSの声④:営業代行を使うと依頼元の会社もイメージ悪くなると思う
営業代行と思われる所からよく電話やら問合せ来るけど、だいたい心象悪いから使わない方がいい気がする…
— えちこ💙🩵 (@echigo165) March 22, 2024
営業代行だって分かるけど、依頼元の会社もイメージ悪くなると思う(´・ω・`)
営業代行と思われる所からよく電話やら問合せ来るけど、だいたい心象悪いから使わない方がいい気がする…営業代行だって分かるけど、依頼元の会社もイメージ悪くなると思う(´・ω・`)
営業代行サービスに関する評判口コミ:まとめ
営業代行サービスに関する評判口コミをまとめると上記の通り。
- 営業代行会社の実態はひどい
- 営業代行の会社は多重派遣業
- 営業代行の“営業”の99.9%が的ハズレで頭悪い
- 営業代行を使うと依頼元の会社もイメージ悪くなると思う
「ひどい」との声が多かったです。
私も大手の営業代行サービスは一通り使っているので分かりますが、基本的に営業代行の会社は中抜き業者です。フリーランスとのマッチングであったり、社内の若手に物量で営業をさせたり、などが一般的。本当の意味で専門性の高い人材は営業代行に出てきません。
ただ、繰り返しですが、弊社運営の営業代行屋は営業のプロ人材が一気通貫で対応します。フリーランスへの再委託も、若手人材の採用や育成もしていません。業界の抱える闇を払拭できる営業代行サービスとなっています。
営業代行はやめとけと言われる理由:まとめ
各大手の営業代行サービスを活用した経験を元に、営業代行はやめとけと言われる理由をまとめると上記の通り。
もちろん良い営業代行サービスもあると思いますが、多くの会社は実態として中抜き業になっており、品質が伴わないケースが多い印象です。
弊社運営の営業代行屋であれば、成果報酬型かつレピュテーションリスクが低い手法で、プロ人材が一気通貫にて営業活動を実施します。そのため対応できる法人数には限りがあるので、興味のある企業様はぜひお早めにお問い合わせくださいませ。
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