飛び込み営業とは、アポを取らずに直接企業や個人のもとへ訪問し、商品やサービスを提案する営業手法です。
主に新規顧客を開拓する目的で採用される営業手法ですが、商談化率や成約率が非常に低いのが難点。しかし、中には飛び込み営業で圧倒的な成果を残す天才もいます。
そこで今回は「飛び込み営業が上手い人の特徴」を営業及びWebマーケティング会社の代表取締役を務めている私が徹底解説します。
本記事では、飛び込み営業をやめたほうがいい理由まで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
\ 固定費なしで高品質な新規商談を獲得! /
【天才】飛び込み営業が上手い人の特徴
結論から言うと、飛び込み営業が天才的に上手い人の特徴は以下の通りです。
順番に見ていきましょう。
上手い人の特徴①:サイコパス気質がある
飛び込み営業が天才的に上手い人の特徴は、サイコパス気質があること。
要するに、常人が他人から言われて気にするような攻撃的な内容に対して、飛び込み営業の天才は全く精神的に落ち込むこともなく、合理的な次の一手を考えているのです。
飛び込み営業は拒否されることが大半であり、そして辛辣な対応を取られることも多いです。飛び込み営業の行為自体が非常に無礼なことですから、当たり前の結果です。
なので、前提として、飛び込み営業が天才的に上手い人は、相手の迷惑を度外視できたり辛辣な対応をスルーできたりするケースが多いですね(でないと、精神的に病んでしまう)。
上手い人の特徴②:行間を読む能力がある
飛び込み営業で成功するためには、相手のニーズや本音を読み取る能力が必須。
上手い営業マンは、単に相手の言葉をそのまま受け取るだけでなく、行間を読む能力に長けています。言葉によるコミュニケーションだけではなく、表情や声色から常に最善の一手を打つ能力です。
また、顕在的な意図だけでなく、本人も気付いていない潜在的な意図を見抜き、セールスへ持っていける人も飛び込み営業が上手い人の特徴ですね。
上手い人の特徴③:マニュアルに捉われない
飛び込み営業が上手い人は、マニュアルに捉われすぎない柔軟な対応力も特徴的。
多くの企業では、営業活動においてマニュアルが存在しますが、上手な営業マンはマニュアルを基礎にしながらも、顧客ごとの状況に応じてアプローチを変えています。
固定された営業手法ではなく、顧客ごとのニーズや状況に合わせて対応を変えられる柔軟さが肝というわけです。
上手い人の特徴④:勝ちパターンをTTPできる
飛び込み営業が上手い人は、勝ちパターンをTTP(徹底的にパクる)できる能力に長けています。
成功する営業マンは、自分自身の営業スタイルを持つだけでなく、他の成功している営業マンの方法を学び、自分のものとして取り入れているわけです。
ドイツの名宰相であるビスマルクの言葉で「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」というものがありますが、まさに格言を体現していると言えるでしょう。
上手い人の特徴⑤:常にPDCAサイクルを回している
飛び込み営業の上手い人は、常にPDCAサイクルを回し続けています。
PDCAサイクルとは、「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)」のプロセスを繰り返すことで、業務を効率的に進め、結果を改善するための手法です。
天才的な飛び込み営業マンに限ったことではないですが、優秀な人ほどすぐに失敗をして挑戦をしてを繰り返す傾向にありますね。PDCAサイクルを高速で回しているわけです。
以上が天才的に飛び込み営業が上手い人の特徴。成功率が低く無理ゲーと思われがちな飛び込み営業で成果を出している人の特徴です。
【時代遅れ】飛び込み営業はやめたほうがいい理由
ですが、正直なところ、飛び込み営業は時代遅れなので、やめたほうがいいと感じています。
理由は主に下記4つです。
順番に見ていきましょう。
やめたほうがいい理由①:シンプルに顧客側の迷惑
まず飛び込み営業は、多くの企業や個人にとってシンプルに迷惑な行為として認識されています。
そもそも飛び込み営業が主流だった時代と現代では、購買に至るまでのカスタマージャーニーが劇的に違います。なので、現代では余計に飛び込み営業は敬遠されがちです。
飛び込み営業断ったら「エッ、今お使いの物より安くご提供できるんですよ????なぜですか?????」みたいなこと言われてクッソうざい。さすがにしつこい。興味ないもんは興味ないから早く帰れよ。暇じゃないんだよ。
— 🐱@22卒 (@syafuuya) June 26, 2024
飛び込み営業断ったら「エッ、今お使いの物より安くご提供できるんですよ????なぜですか?????」みたいなこと言われてクッソうざい。さすがにしつこい。興味ないもんは興味ないから早く帰れよ。暇じゃないんだよ。
電話営業も飛び込み営業もマジうざい。
— ゆ (@bhoWsDM4YrEHlhs) May 30, 2024
取り次ぐ訳ないじゃん。
なんか分厚いパンフレットと名刺渡してきたけど、見ずにゴミ箱行きw
電話してアポ取ってからくるんで担当者様のお名前を……って言うわけないやろw
電話しても同じ様に断られますけど?って教えてあげた。優しい
電話営業も飛び込み営業もマジうざい。取り次ぐ訳ないじゃん。なんか分厚いパンフレットと名刺渡してきたけど、見ずにゴミ箱行きw 電話してアポ取ってからくるんで担当者様のお名前を……って言うわけないやろw 電話しても同じ様に断られますけど?って教えてあげた
また、仮に飛び込み営業に相手が対応してくれたとしても、相手側からすると業務を中断することになります。要するに、その時点で、相手の時間を不用意に奪っている状態です。
当たり前ですが、必然的に飛び込み営業マンに対するあたりも強くなるので、飛び込み営業をする人の精神もすり減っていくでしょう。飛び込み営業は、お互いLose-Loseになってしまうケースが多いんです。
やめたほうがいい理由②:行動量の割に成果数が見合わない
飛び込み営業は、非常に労力がかかる一方で、成果が上がりにくいという問題があります。
1日で訪問できる顧客の数は限られていますが、その中で実際に商談に繋がるケースはごくわずか。商材や飛び込み先によりけりですが、商談化率は1%が相場感です。
そして、仮に商談化からの成約率が20%、1件当たりの売上見込みが100万円、1日の訪問数が50件だったとしましょう。すると、1ヵ月ずっと飛び込み営業をして、ようやく月に10件の商談を獲得し、月に2件の成約ができる計算です。
そこから飛び込み営業マンの人件費(固定給+インセンティブ)に加え、クロージングをする人材の人件費、役務提供をする人材の人件費を抜くと、赤字になってしまう可能性もあります。
ちなみに…
弊社運営の営業代行屋であれば、成果報酬型で商談を獲得可能。固定費の発生も社会保険料の発生もしないので、飛び込み営業を社員にやってもらうよりも、費用は安く収まりますし、何より社員の精神がすり減ることがありません。
やめたほうがいい理由③:かなりレピュテーションリスクが高い
飛び込み営業は、企業や営業マンのレピュテーションリスクがかなり高いです。
近年では、口コミやレビューサイトの影響力が非常に強く、飛び込み営業ばかりしている会社の評価は軒並み低くなっています。すると、インバウンドリードも消失してしまう可能性が高いです。
でも飛び込み営業は最初の段階で営業という体を隠してくるので全員クズではある。
— きつね乙女。 (@KettuNeito) March 22, 2024
でも飛び込み営業は最初の段階で営業という体を隠してくるので全員クズではある。
飛び込み営業とか人間のクズのやること。反社とどっこいの行為だかんな。やれと命令されても絶対やんねえ。
— ytr (@dnxiebtisvdjch) May 12, 2023
飛び込み営業とか人間のクズのやること。反社とどっこいの行為だかんな。やれと命令されても絶対やんねえ。
飛び込み営業を物量で行うことで、一定の成果は出るかもしれません。しかし、飛び込み営業を続けていては、中長期的に会社を伸ばしていくのは難しいと言えます(行政と関連のある企業を除く)。
ちなみに営業代行屋では、飛び込み営業や唐突なテレアポ営業は一切しません。リストを厳選したメール営業とフォーム営業を武器としており、たった300件のメール営業で商談化7件に案件受注4件の実績を残したこともあります。
やめたほうがいい理由④:飛び込み営業が物理的に無理なケースがある
飛び込み営業は、物理的に不可能なケースが多々存在します。
企業向けでも個人向けでも、建物のセキュリティ化が進んでいる関係で、関係者以外は立ち入り禁止のケースが大半です。都心など企業が多く集まる場所ほど、セキュリティは強い傾向にあります。
すると、セキュリティの弱い建物に飛び込み営業をするしかありません。が、セキュリティの弱い建物を探すのにも労力がかかってしまい、前述した通り労力に成果が見合わなくなります。
カスタマージャーニーの変遷やセキュリティ強化、情報の民主化による購買層のリテラシー向上、などを考慮すると、飛び込み営業は完全に時代遅れと言えるわけです。
※もちろん成果が出ないわけではありません。あくまで営業手法として、費用対効果やレピュテーションリスクを考慮すると時代遅れであるという意味です。
【天才】飛び込み営業が上手い人の特徴:まとめ
飛び込み営業が天才的に上手い人の特徴は上記の通りです。
しかし、飛び込み営業が主流だった時代と現代とでは全くカスタマージャーニーが異なるので、正直言って飛び込み営業は時代遅れの手法です。レピュテーションリスクもかなり高いので、顧客基盤のない会社が取り組むべきではありません。
もし「BtoBの新規リード開拓で困ってい入る…」という法人様でしたら、ぜひ営業代行屋をご活用ください。成果報酬型で貴社にフィットする高品質な商談を供給いたします。
\ 固定費なしで高品質な新規商談を獲得! /
コメント